■2000年モデル W220(S600L) エンジン不調オイル漏れ修理

愛知県在住 東松雅也様 
2000年 W220( S600L ) D車 走行99019Km お決まりのABCラインと、これもお決まりのエンジンセパレーターからのオイル漏れがひどく、マフラーまで ABCオイルとエンジンオイルのダブルでオイルが、つたってしまいオイルまき散らしの白煙ボウボウの状態でした。今回走行不能の為名古屋からレッカー車にて緊急入庫しました。

(スタッフレポート)
あまりにも、あちらこちらとオイル漏れがあり、ピンポイントで探しだすのが大変な作業でした。走行距離が10万キロ近かったので 、通常セパレーター交換時はミッションをおろしての作業なのですが他の消耗部品の破損を防ぐ為にミッションを浮かして少しずつずらしながら交換しました。と・・・ここまではカッコよく作業が出来たのに、最後の最後で エンジンリアシールからオイル漏れが始まってしまいました。ここにきてですか~!結局、ミッション脱着になり、ミッションをおろしている時の、まわりのスタッフの冷たい目線に耐えての作業は辛いの一言につきませんでした。主な工賃 ・部品代 (ハーネス(新品) ¥118.200 シリンダーガスケットシールリンク一式(新品) ¥580.800 工賃¥380.000)

ミッションをおろさず作業してみました。

構成部品は、こんなに盛りだくさん!

バズルの箱をひっくり返したようで嫌い!

あ~、終わった!作業時間 53時間
(お客様コメント)
新車しか乗ったことがなかったので、ベンツの故障の怖さを初めて知りました。名古屋の某中車屋から『 程度のいいSクラスの600がある!』 という甘い話にのったのがトラブルの始まりでした。納車されてすぐ駐車場で車をみると明らかに傾いてしまい、そうのこうの言っているうちに、今度は駐車場がオイルまみれになっていました。購入先の担当者に電話をするといつも留守で、最後は開き直りとしか思えない『600はこんなものです』にはほとほと呆れてしまいました。これからベンツを購入予定の方、もちろん車両状態はOKなのが前提ですが、購入先が一番大切なポイントかと思いますので気をつけてください。ベンツは決して安い買い物ではないので・・・東京はよく出張で来てますので、今度は故障修理では なく、定期健診位のレベルで遊びに来ます。