AMG55エンジンメンテナンスポイントをチェック!

amg55113M55 AMG55 ENGINE メンテナンス

誰もが憧れる存在といえるAMG。ただハイパフォーマンスを誇るだけに、それを維持するのが面倒なのではないか、万が一トラブルに見舞われたら修理するのが大変なのではないかなどと思っている人もいるのではないだろうか。
そこで、今回は55AMGに搭載されている5.5リッター V8+コンプレッサーの113M55エンジンを中心に、AMGのメンテナンスポイントを長年にわたって数多くのメルセデスのメンテナンス、トラブルシューティングを手掛けているシーバースにレクチャーしていただいた。

基本的にはAMGだからと言って特別なトラブルがあるというワケでもなく、他グレードと比較しても弱点といえるの共通な部分が多いそうで、そういった意味ではAMGもオーソドックスなメンテナンスポイントを一通り抑えておけばまずはOK。スーパーチャージャーがドッキングされているとはいえ、チャージャー本体にトラブルが起こるというケースは少ないという。ただ476PSというビッグパワーがあるだけに、走り方にもよるが各パートに掛かる負担も大きくなるので、よりキチンとしたメンテナンスを行うことを心掛ける必要がある。簡単に目視できる部分であればこまめにチェックするとか、定期点検を欠かさずに行っていればパーツの消耗や劣化、初期トラブルも早めに見つけることができる。当たり前と言ってしまえばそれまでだが、トラブルが深刻になればそれだけお金や時間のロスも大きくなってしまう。そうならないためにもAMGオーナーならメンテナンスにもこだわりを持つべきだ。

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