SL350 左ハンドルで設計された右ハンドルの宿命

左ハンドルで設計された車の右ハンドル仕様の宿命でしょうか。今回サイドブレーキではまってしまいました。R230 SL350 距離数は驚きの 9789km まだほんのり新車の香りがするお車が車検でご入庫されました。サイドブレーキの戻りがかなり悪いということで、解除に四苦八苦されていたとのことでした。最初は走行距離も少ないので注油で様子を見ようと思っていましたが、確認するとサイドブレーキ下側にクラックが入っていました。左ハンドル車でしたら簡単に脱着できるのですが・・右ハンドルの製造過程の問題でもある、取付けがナッター(ねじ込み式で緩めることが出来ない)になっているのです。室内側から直接ナッター部分にアクセスして削りとるか?ミッションを下してアクセスするか?室内側からだとキリコが散乱するのと、かなり内装・室内カーペット剥がしをしなくてはなりません。また気温で室内のプラスチック等の部品破損や荒れのリスクを考え・・・天秤にかけた結果、今回はミッションを取外し、外側から攻めていく事にしました・・!